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2004年01月29日

宿命の殺人星人(Repentance)

[あらすじ]
航行不能におちいり、クルーの命が危険な船に遭遇したヴォイジャー。
生存者を貨物室に、重傷者を医療室に転送収容します。
この船は実は囚人護送船で、医療室に転送された囚人がセブンを人質にとったりもしますが、なんとか事なきを得ます。
騒動の後、代表者から死刑囚を母星へ護送中だとの説明を受けます。
護送船は航行不可能なため、母星からの迎えが来るまで待つことになりました。
死刑執行の片棒を担ぐ形となり、ジェインウェイ艦長以下、クルーは動揺を隠せません。

[感想]
死刑の是非・人種差別といった重めのテーマを扱っていますが、これといった解決策を提示するというわけではありません。
作品全体で見ると、ドクター、セブン、ニーリックスの三人に焦点が分散しているため、感動が薄くなっている感じがします。
「先天的な欠陥で自分を抑えられない異性人が、治療されて生まれ変わる」というアイディアはよかったので、ちょっと惜しい作品です。

ところで、「Repentance」という原題をそのまま日本語に訳して「後悔」とか、変えるにしても「罪の意識」とかいうタイトルで十分だと思うんですけどね…。
どうしてこう内容を要約したタイトルをつけようとするんでしょう?

[今週の名台詞]
ドクター:「何があろうと、命を奪ってはならん」

「スター・トレック : ヴォイジャー」(STAR TREK VOYAGER)
TVKテレビ 毎週木曜日 20:00〜20:55

関連外部リンク:
エピソードガイド
TVKテレビ


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