2010年09月11日

ねぇ、幸せ?

研究にも「釣り」ってのがあるんだな…。

研究を行ったプリンストン大学で経済学と国際関係論を専門とするAngus Deaton教授は、「幸福という言葉は、広い意味を持つことを考慮する必要があります。自分の人生を全体として見たとき、うまく行っていると評価できるという意味での『幸福』がある一方で、今この瞬間の心理状態はどうか、日々の生活で心の満足を得られているかという意味での『幸福』も存在します。後者の意味での幸福度は年収7万5000ドルを超えるとそれ以上稼ぐようになっても向上しないのですが、前者の意味での幸福、人生に対する自己評価は、高所得者層だけを見ても、収入と比例して上がっていくのです」と語っています。

この人、結局何を調査したかったんだろう?
見事に日本のブログで曲解されて、キャッチーなタイトルの記事にされてるけど…。

もしかしたら皆わかっててやっているのかもしれないが、「幸福」ってのは定義しようとすればするほど「幸福でない」の定義が和集合で増えていくだけで、結局誰のためにもならないんだけどな。


投稿者 iiroty : 2010年09月11日 22:57 | トラックバック
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