2010年09月11日

ねぇ、幸せ?

研究にも「釣り」ってのがあるんだな…。

研究を行ったプリンストン大学で経済学と国際関係論を専門とするAngus Deaton教授は、「幸福という言葉は、広い意味を持つことを考慮する必要があります。自分の人生を全体として見たとき、うまく行っていると評価できるという意味での『幸福』がある一方で、今この瞬間の心理状態はどうか、日々の生活で心の満足を得られているかという意味での『幸福』も存在します。後者の意味での幸福度は年収7万5000ドルを超えるとそれ以上稼ぐようになっても向上しないのですが、前者の意味での幸福、人生に対する自己評価は、高所得者層だけを見ても、収入と比例して上がっていくのです」と語っています。

この人、結局何を調査したかったんだろう?
見事に日本のブログで曲解されて、キャッチーなタイトルの記事にされてるけど…。

もしかしたら皆わかっててやっているのかもしれないが、「幸福」ってのは定義しようとすればするほど「幸福でない」の定義が和集合で増えていくだけで、結局誰のためにもならないんだけどな。

投稿者 iiroty : 22:57 | トラックバック

2006年05月08日

主婦業の年収!?

私はつねづね家事は重要で大変だと思っているのでさほどびっくりしなかったが、このニュースの受け取り方はさまざまだろう。



炊事洗濯から育児までこなす専業主婦の働きは裁判官並みの年俸13万4121ドル(約1520万円)に相当―。雇用情報を提供する米サラリー・ドット・コム社は3日、母の日(14日)を前にこんな試算を発表した。

「ダンナより大変なのよ」とか。
これはちょっと早計。
ダンナの年収より試算が多いからと言って、主婦がダンナさんより大変ということにはならない。
ダンナさんが仕事しかしなくて家事を全くしないのであれば別だけど…。
#お、俺はやってるぜ。ああ、ちゃんとやってるさ。ね(?)

「奥さん・お母さんに感謝しなきゃ」とか。
これは何気に失礼かも。
試算の分は報いていないという意識が見えかくれする。
「週91.6時間」とか「保母や料理人、家政婦、運転手」といった内容のうちで代われるところは代わりましょう。

無難なところでは、「人を入れると大変」とか。
これもちがうか、全然無難じゃないな。
何にしろ他人には代われない重要な仕事なわけですよ。(しみじみ)
いつもありがとう。

2006年03月04日

SETIダウン中

SETIの本家がダウンしている。
2月の終わりあたりに予期せぬ停電があったようで、ここのところwatchしているが、まだ復旧中のようだ。


Quoted from SETI@home

March 3, 2006
Our master science database recovered from an unexpected power outage Tuesday morning, but we are still in the process of thoroughly checking the data. More in Technical News.

この機会に他の分散分析に参加してもいいが、なんとなくSETIが好きなので、復活を待つことにする。

SETIは「Search for Extra Terrestrial Intelligence」の略で、要は地球外知的生命体探査である。
詳しくは以下をご覧アレ。
SETI@home

SETIがBOINC(Berkeley Open Infrastructure for Network Computing)に移った経緯については以下を参照アレ。
Moving SETI@home to BOINC (in Japanese)

BOINCの読みは「ボインク」でいいらしい。ちょっとアレね。

投稿者 iiroty : 09:48 | トラックバック

2005年10月16日

最近のびっくり生物ネタ

asahi.com: 不思議な微生物、藻食べて植物に大変身 名は「ハテナ」 - 社会

名前がちょっと狙いすぎ。

切った尻尾も内臓も再生できる遺伝子操作マウス

ちょっとマウスに感情移入して、いろいろ試されてるあたりにちょっとウゲェとなってしまった。
必要なことなのは頭では理解できてるし、批判するつもりはないけど…。

投稿者 iiroty : 17:49 | トラックバック

2005年07月04日

Movable Type コンテスト 2005

あなたのMovable Type使いこなし度を世に問うチャンスかも!?



GMOインターネットグループのサーバー関連事業を担当する戦略子会社、GMOホスティングアンドテクノロジーズは6月29日、サーバサイドBlogツール「Movable Type」の利用普及を促進する活動の一環として「Movable Typeコンテスト 2005」を開催すると発表した。

「『Movable Type コンテスト』って何をコンテスト?」と思って読み進んでみると…



応募されたサイトは、Blogの総合性、操作性、デザイン性、独自性、コンテンツ内容など規定の審査項目において審査され、グランプリ1名、準グランプリ1名、優秀賞3名、審査員特別賞6名が決定される。

とのこと。
センス良く使いこなしているサイトを紹介することで、Movable Type(以下MT)の可能性を(特に企業に対して)宣伝しようという試みなわけですな。

応募資格↓には、



Movable Typeで作成されたウェブサイト(コンテンツ)を応募時から結果発表までの間、広く一般的に公開している個人・法人

とあるところをみると、MTのバージョンは特に問わないのかな。

投稿者 iiroty : 18:46 | トラックバック